3敗目の阪神・伊藤将　3球勝負も仕留められた牧の決勝打に「勝負球だった。本当に牧がうまく打った」

セ・リーグ   阪神0－3DeNA （ 2022年8月10日    横浜 ）

＜D・神＞8回、牧の打席を前に気合を入れる伊藤将（撮影・木村　揚輔）
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　執念の好投も実らなかった。阪神・伊藤将は8回に浴びた牧の決勝打について「勝負球だったので。本当に牧がうまく打ったという感じですね」と潔く振り返った。

　7回まで無失点と、DeNA・浜口と一歩も譲らない緊迫した投げ合いを展開。「浜口さんも0点でいっていたんで、自分も負けられなかったんで、って感じですね」。8回は2死から味方の失策もあって一、二塁を招き、牧には2ストライクと追い込んでから3球勝負を選択し、内角高めに投じた直球を捉えられた。

　「梅さん（梅野）と話して、勝負いくときはいくではっきりしていたんで。ああやって打たれたら仕方ないと思います」。

　それでも、最後まで1人で投げ抜いてフル稼働の続く救援陣を休ませ「（1イニングでも長くと）思って投げています」とうなずいた。