DeNA・大田が代打サヨナラ打!5年ぶりサヨナラ打に「信頼を得るために一つでも多く貢献したい」

[ 2022年8月10日 05:10 ]

セ・リーグ   DeNA3ー2阪神 ( 2022年8月9日    横浜 )

<D・神>ヒーローインタビューで叫ぶ大田(左)と今永(撮影・島崎忠彦)
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 代打でサヨナラ打のDeNA・大田がお立ち台で叫ぶ。「ヨコハマ、最高~!」。ファンも拍手で呼応した。

 2―2の9回2死一、二塁。代打で準備中に前打者の宮崎が申告敬遠された。燃えた。「自分が打てる球を仕留めるだけ」と加治屋の142キロのカットボールを左前に運んだ。サヨナラ打は日本ハム移籍1年目の17年5月3日・ロッテ戦(札幌ドーム)以来5年ぶり。「(今永)昇太に勝ちが付いてよかった。みんなの信頼を得るために一つでも多く貢献したい」と笑った。

 高校通算65本塁打を誇るが東海大相模時代は3年連続で横浜スタジアムで行われた神奈川大会決勝で敗れた。甲子園の土は踏めなかったが苦い思い出の「ハマスタ」は現在は最高の本拠に変わった。

 三浦監督も「(大田は)スタメンじゃなくても、ベンチで鼓舞してくれる」と存在に感謝する。7月4日に最大17・5ゲーム差あった首位・ヤクルトと9ゲーム差とし、2位の阪神とは0・5差。大田は「順位を上げて自分の価値も上げたい」と目をギラつかせた。(君島 圭介)

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2022年8月10日のニュース