巨人・原監督「まさに起死回生でしょう」9回劇的V弾の中田ベタ褒め 戸郷には「ねえ!良かった」

[ 2022年8月10日 21:25 ]

セ・リーグ   巨人2―1中日 ( 2022年8月10日    バンテリンD )

<中・巨>9回、勝ち越しソロホームランを放った中田を迎える原監督(中央)(撮影・椎名 航)
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 巨人は9回に飛び出した中田翔内野手(33)の劇的な一発で中日に競り勝ち、連敗を阻止。ヤクルト、阪神に続いて今季50勝目に到達して借金3とした。戸郷翔征投手(22)は8回で12三振を奪い、5安打1失点の好投でプロ初の2桁勝利となる今季10勝目(5敗)をマークしている。

 試合後、巨人・原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――戸郷は

 「ねえ!良かった。でも、全然点数が入る気配がないもんね。まさに起死回生でしょう」

 ――8回も続投させたのは桑田コーチと決めたことか

 「もう本人とそうですよね。やっぱりすごく強い思いできょうも試合に臨んだと思いますね。その部分でしょうな」

 ――初めて2桁にも到達

 「ねえ!良かったです、それはね」

 ――今年の戸郷の成長点は

 「まあ、まあ、まだ、ね、半ばだしね。まだまだ高みを本人に狙ってもらいたいしね、まだそこまで言わない方がいいでしょう」

 ――中田は見事な、あれしかないという打ち方だった

 「そうですね。よく打って、この頃打ってくれているしね。4番だね、問題はね、やっぱりね。乗り切れないね」

 ――先発左腕・上田に対して先発に右打者8人を並べた

 「いろんな状況の中でかなり体力面の部分で、総合的に考えてというところですね」

 ――中田は小さいのを打ったり、大きいのを打ったり、使い分けているように見える

 「どうでしょう、どうでしょう(笑い)。本人に聞いてください。われわれはどういう形でも打ってくれればいいので(笑い)。

 ――大谷が2桁勝利、2桁本塁打を達成した

 「ベーブ・ルース以来だからね。いやいや、われわれが語ることのできないね。見事だと思いますね。もう何という言葉で形容していいか分からないくらいのね、やっぱり人間って可能性を持っているんだなというね、すごいと思いますね」

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