【甲子園】旭川大高・端場監督「よくやってくれた」大阪桐蔭に善戦も「ミスが出てしまったところに敗因」

[ 2022年8月10日 11:33 ]

第104回全国高校野球選手権大会・1回戦   旭川大高3ー6大阪桐蔭 ( 2022年8月10日    甲子園 )

<大阪桐蔭・旭川大高>敗れた旭川大高ナイン)(撮影・成瀬 徹)
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 旭川大高の端場雅治監督は、春王者で優勝候補の大阪桐蔭を最後まで苦しめた選手たちを労った。

 初回、先頭・近藤伶音(3年)がバント安打で出塁し、先制の足がかりをつくった。指揮官は「北海道の大会からずっとああいう形で出塁してチャンスをつくるというのが彼の持ち味だったので、自分のやるべきことを甲子園の舞台でできたというところでいうと凄くいい入りができた」と先頭打者の仕事ぶりに目をみはった。

 3回には藤田大輝(3年)に2ランが出て3点をリードも5回無死一、二塁で右飛で二塁走者が飛び出してしまい併殺になるなど「結果から言うと、よくやってくれたかなと思いますけど、勝負事なので勝ちたかったことを考えると、うちが大阪桐蔭さん相手に勝つとすれば、うちが100%のゲームをできないとダメだよねという思いとかを生徒に伝えていたので、そこでミスが出てしまったというところに敗因があると思う」と悔しさもにじませた。

 それでも先発・池田翔哉が7回途中まで大阪桐蔭打線を4失点と粘投。「エース番号をしょっているし、大事な場面でというかいけるところまで池田でいきたいなと池田に期待して先発させた。頑張って投げていたと思う。今までの中で何本かの指に入るピッチングだったと思う」と力投を称えた。

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