これぞソフトバンクの機動力　「1番・周東&2番・今宮」単打でイッキ一塁から生還

パ・リーグ   ソフトバンク3－0ロッテ （ 2022年8月9日    ZOZOマリン ）

＜ロ・ソ＞5回1死一塁から今宮の右前打で生還する周東（撮影・長久保　豊）　
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　スタメンで今季11度目となるソフトバンク「1番周東・2番今宮」のコンビが、強風の幕張で最高の力を発揮した。“還し役”の今宮は「たまたまです。風への意識で、低い打球が風に乗って飛んでくれました。2本目なんかは、よく佑京（周東）が還った」と謙遜した。

　0―0の3回2死一塁。今宮はカウント2―2から一塁走者・周東のスタートを見ながら脇を締めたコンパクトなスイング。打球は伸びて左中間フェンスを直撃する先制適時二塁打となった。1―0の5回1死では周東がバント安打で出塁。今宮はカウント1―1から一、二塁間をゴロで破った。スタートしていた周東は単打で一気に生還し「本気で走りました」と振り返った。藤本監督は「周東が走ってね、何でもできる今宮が打ってね。うまく機動力が使えたんじゃないか」と満足げだった。