大谷翔平 打球直撃のアクシデント またも左足…痛みでもん絶 足ひきずりながらも続投

[ 2022年8月10日 11:44 ]

ア・リーグ   エンゼルスーアスレチックス ( 2022年8月9日    オークランド )

<アスレチックス・エンゼルス>3回、打球が大谷の左足に直撃する(撮影・大森 寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が9日(日本時間10日)、敵地オークランドで行われるアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で出場。3回、左足に打球が直撃するアクシデントがあった。

 7日(同8日)マリナーズ戦で相手投手と交錯して左足甲を踏まれ、8日(同9日)アスレチックス戦は欠場。影響が心配されていたが、初回は安打で走者を許しながらも、5球で抑えて無失点で立ち上がった。

 2回は先頭のブラウンに右越え打を許したが、二塁オーバーランを訴えたエンゼルスのリクエストが認められて判定が覆りアウトに。続くピンダーからスプリットで空振り三振を奪い、王手をかけていた。

 3回、先頭のブライドからスプリットで空振り三振。日米通算1000奪三振に到達した。直後には四球や味方の悪送球などでピンチが広がった。2番・ローレアーノの打球が左足を直撃。それでも投ゴロに抑えて無失点にしのいだ。大谷は顔をゆがめながら、女房役・スタッシの肩を借りながら左足をひきずってマウンドを後に。ベンチに向かうまでも膝に手をついて痛みをこらえた。イニング間ではショートダッシュを繰り返して状態を確認。4回のマウンドに向かった。四球と安打で走者を出しながらも無失点で乗り切った。

 7月以降はなにかとアクシデントが続いており、7月25日(同26日)ロイヤルズ戦では右太もも下部に自打球を当てたほか、3日(同4日)アスレチックス戦では打席準備中に右腕がつって代打を送られていた。さらに7日(同8日)マリナーズ戦ではネクストバッターズサークルで受難。ウォードの左前打で二塁から一気に本塁を狙う走者指示のために本塁後方へ向かったが、ベースカバーの左腕ゴンザレスに途中で左足甲を踏まれてもん絶した。

 大谷はここまで18試合(全て先発)に登板し9勝7敗、防御率2.83。1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」に王手をかけてから4度目の挑戦となった。この日は3回には打線が援護。9番・ダガーが中越え三塁打を放つと、1番・フレッチャーの中前打で1点を先制した。

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