阪神・中野 コロナ陽性 今季20打点マークの不動の遊撃手 チーム躍進の原動力が痛い離脱

[ 2022年8月10日 05:15 ]

阪神・中野

 阪神は9日、中野拓夢内野手(26)が新型コロナウイルス陽性判定を受けたことを発表した。8日に1軍の選手、首脳陣、スタッフを検査し、判明した。症状はなく、自主隔離の措置を取った。

 2年目の今季は7日広島戦までの全103試合に出場し、打率・272、4本塁打、20打点をマークしており、不動の遊撃手として機能。6月22日に1番に定着してからは、チーム躍進の原動力の一つにもなっていた。

 8日までに放った117安打は、近本の123安打に次いでリーグ2位。17盗塁もリーグ3位で、2年連続の盗塁王が狙える位置に付けている。走攻守全てで軸となっていただけに、大山に続くコロナ離脱は、チームにとってあまりに痛手だ。

 また、糸井は感染の疑いがあるとして、中野、前日8日に陽性判定を受けた熊谷とともに、特例2022対象選手として登録を外れた。代替指名選手として、原口、山本、江越が昇格。5日に1軍選手登録を外れ、2軍で調整中だったウィルカーソンもこの日、陽性が発表された。

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2022年8月10日のニュース