【甲子園】聖望学園・岡本監督「うちの形で戦えた」次戦・大阪桐蔭戦に「故郷のチーム。選手に感謝」

[ 2022年8月10日 13:07 ]

第104回全国高校野球選手権第5日・1回戦   聖望学園8―2能代松陽 ( 2022年8月10日    甲子園 )

<聖望学園・能代松陽>4回、適時打を放ち、雄叫びを上げる聖望学園・園山(撮影・藤山 由理)
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 13年ぶり4度目出場の聖望学園(埼玉)が11年ぶり4度目の能代松陽(秋田)と対戦し、8―2で勝利。19年ぶりの初戦突破を果たした。埼玉大会をノーシードから勝ち上がった聖望学園の勢いは、甲子園でも健在。打線は好機に確実に得点し、エース岡部大輝(3年)が安定感ある投球を見せて勝利をつかんだ。

 試合後、岡本幹成監督は「うれしいです」と笑みを見せ「1点1点、うちの形で戦えた」と振り返った。次戦の相手は大阪桐蔭で、大阪・桜宮高出身の指揮官は「故郷のチーム。選手に感謝」と話した。

 2回2死一塁から三井颯大(3年)が二盗に成功し、荒江思優(3年)が左前打を放ち、先制。3回2死二塁からは上石航大(3年)が左前適時打、4回2死二塁からは園山賢生(3年)の左前適時打、5回2死二塁からは江口生馬(3年)の適時二塁打と小刻みに加点した。2点差に迫られた7回には、江口、岡部、園山の3本の適時打で3点を追加。8回には三井の右犠飛で1点を追加するなど効果的に得点を重ねた。投げては先発の岡部が右上手から130キロ台後半の直球とスライダー、チェンジアップをコーナーに集めて2失点完投した。

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