桑田コーチ「本人も最後まで投げるつもりでね」 8回138球でプロ初2桁勝利の戸郷称賛「エースに」

[ 2022年8月10日 21:46 ]

セ・リーグ   巨人2―1中日 ( 2022年8月10日    バンテリンD )

<中・巨>力投する先発の戸郷(撮影・河野 光希)
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 巨人の戸郷翔征投手(22)が中日戦(バンテリンD)に先発登板。8回5安打1失点と好投し、プロ初の2桁勝利となる今季10勝目(5敗)を手にした。138球を投げ、12奪三振の力投。1―1で迎えた9回2死から中田翔内野手(33)が劇的な決勝13号ソロを放ち、勝利を呼び込んだ。

 試合後、桑田真澄投手チーフコーチ(54)との一問一答は以下の通り。

 ――戸郷がついに2桁に到達

 「そうですね。今日は本人も最後まで投げるつもりでね、ずっといましたんでね。ストレートもキレてましたしね。フォークは回を追うごとに微調整していこうなということで微調整してよく粘って試合をつくって最後、(中田)翔のホームランを導き出して大勢につなげるという、本当に価値のある2桁勝利だと思います」

 ――今後の戸郷へ期待すること

 「やっぱり彼も、僕も常々言っているんですけど、エースになるというね。ジャイアンツのエース、イコール、球界のエースですから。そういう高いところを目指して頑張っていこうと、そういう話を常々していますので。まだまだ課題もたくさんありますけど、2桁勝ったということを自信にしてさらに大きなピッチャーになってほしいなと思います」

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