カブス・誠也 二松学舎大付魂!1安打1打点 快足&犠飛で追加点!!甲子園出場後輩に届けた

[ 2022年8月10日 02:30 ]

ナ・リーグ   カブス6-3ナショナルズ ( 2022年8月8日    シカゴ )

<カブス・ナショナルズ>1安打1打点で勝利に貢献した鈴木(右)は笑顔でハイタッチ(AP)
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 カブスの鈴木が「4番・右翼」で出場し、3打数1安打1打点で勝利に貢献した。3―1の6回先頭では右前打で出塁し、次打者の中堅左への安打で快足を飛ばして三塁へ。さらに安打が続いて4点目のホームを踏んだ。7回1死二、三塁では98マイル(約158キロ)の内角高め直球を右犠飛。デービッド・ロス監督は「ほれぼれするね。本当に素晴らしい仕事だ」と称えた。

 前日に視察した侍ジャパンの栗山英樹監督は来春WBCの4番として期待。「今は状態が良いとは言えないと思うけど、良くない時にも何とかしてくれる選手」と話した。その言葉通りの活躍だ。鈴木の母校・二松学舎大付は夏の甲子園初戦にサヨナラ勝ち。大会前に「硬くならずに思い切ってやってもらいたい」と語っていたが、後輩を勇気づける奮闘にもなった。(笹田幸嗣通信員)

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2022年8月10日のニュース