西武・源田が清宮に「危険スライディング」で激突され倒れ込む 辻監督ら首脳陣がベンチ出て球場騒然

[ 2022年8月10日 21:47 ]

パ・リーグ   西武―日本ハム ( 2022年8月10日    札幌D )

<日・西>8回、近藤のニゴロで一塁走者の清宮は守備妨害で走塁死(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム・清宮の危険なスライディングに、西武ベンチから辻監督、コーチ陣が出る一幕があった。

 同点の8回1死一、二塁で、近藤が二塁へゴロを放った。捕球した二塁手の外崎が、二塁に入った遊撃手・源田にトス。ベースを踏んで一塁への送球体勢に入ったところで、足から滑り込んだ一塁走者の清宮に激突された。清宮は源田の方へ足を大きく伸ばしていた。地面に叩き付けられた源田は一塁に送球できず、二塁塁審も清宮にセーフ判定をしていた。

 源田は倒れ込みながらリプレー検証をベンチに求めた。心配した辻監督はベンチを出ると、リプレー検証を要求後、二塁付近で動けなくなっていた源田の元に歩み寄った。担架が用意される中でのリクエストだった。

 リプレー検証後、責任審判の笠原球審が「ただいまのプレーで清宮選手をアウト。適用危険なスライディングとして“ボナファイドルール”を適用して打者走者の近藤選手もアウトとします」と併殺となった。状態が心配された源田は9回の守備もこなし、延長戦に突入した。

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