逆転負けの日大三・小倉監督定年迎えても「こんな幸せな男はいない。まだ指導していきます」

[ 2022年8月10日 04:00 ]

第104回全国高校野球選手権第4日・1回戦   日大三2-4聖光学院 ( 2022年8月9日    甲子園 )

<聖光学院・日大三>試合後、一礼する日大三・小倉監督(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 日大三(西東京)は、12年夏の初戦で敗れた聖光学院(福島)との再戦だったが、2―1の5回に逆転を許し敗れた。

 今年4月で65歳を迎え、教員として定年となる小倉全由監督は「この年で甲子園に連れてきてくれた。こんな幸せな男はいないです」と感謝。今後については「まだ指導していきます」と話した。

 1点を追う7回1死一、三塁。2番・寒川忠主将(3年)が一直に倒れ、その後も得点できなかった。それでも、兵庫から進学した寒川は「甲子園に来られたので、やりきった気持ちが大きい」と振り返った。

 相手の主将・赤堀颯(3年)は枚方ボーイズ時代のチームメート。「楽しい時間だった。自分たちの分まで頑張ってくれと伝えました」とエールを送った。(田中 健人)

続きを表示

2022年8月10日のニュース