巨人・大勢が両リーグトップタイの27セーブ目 コロナ陽性で離脱中マクガフに抜かれるも再び並ぶ

[ 2022年8月10日 22:21 ]

セ・リーグ   巨人2―1中日 ( 2022年8月10日    バンテリンD )

<中・巨>試合に勝利し、笑顔を見せる大勢(撮影・河野 光希)
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 巨人のドラフト1位守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(23=関西国際大)が中日戦(バンテリンD)で今季27セーブ目をマーク。マクガフ(ヤクルト)と並ぶ両リーグトップタイに浮上した。

 先発右腕・戸郷が8回までに138球を投げて5安打12奪三振1失点と力投。1―1で迎えた9回2死走者なしから中田に起死回生の13号ソロが飛び出すと、1点リードの9回に2番手としてマウンドに上がった。

 最初に打席へ迎えた代打・郡司を2球目の153キロ直球で詰まらせて二ゴロに打ち取ると、続く代打・後藤はフルカウントからの8球目154キロが外れて四球。だが、この1死一塁で代打・福田をフォークボールで空振り三振に斬って取ると、最後は滝野を150キロで左飛に打ち取り、試合終了に持ち込んだ。

 大勢の投球内容は1回で打者4人に対して17球を投げ、無安打無失点。1三振を奪い、与えた四球は1つ、直球のMAXは154キロだった。

 大勢は両リーグ単独トップの25セーブをマークしていた7月19日に「特例2022」の対象選手として出場選手登録抹消。翌20日に無症状ながら新型コロナウイルス陽性判定を受けた。選出されていた球宴も辞退。マクガフにリーグ単独トップの座を譲り渡し、岩崎(阪神)に並ばれていた。だが、7日に出場選手登録されると、同日のヤクルト戦(神宮)で即リリーフ登板。1回1安打無失点で今季26セーブ目をマークしていた。

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