執念ドローでV前進!! 17日逆転マジック「4」点灯へオリたち一丸 由伸は25日楽天戦に回る可能性も

[ 2021年10月17日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス1-1日本ハム ( 2021年10月16日    札幌D )

<日・オ24> 引き分けに持ち込みハイタッチを交わす山本(左から3人目)らオリックスナイン (撮影・光山 貴大)
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 オリックスは16日の日本ハム戦に引き分けた。自身14連勝中のエース山本由伸投手(23)が6回1失点とリードを許したまま降板したが、スティーブン・モヤ外野手(30)が8回に同点の適時打を放ち、山本の負けも消した。2位のロッテが敗れ、ゲーム差を1に広げた。条件次第だが、17日に勝てば優勝へのマジックナンバー「4」が初点灯する。

 連勝を続ける絶対エースの背中を見れば、誰もが“負けさせるわけにはいかない”と思うはずだ。1点を追う8回にモヤが同点打。山本はベンチ裏の映像で自身の黒星が消える瞬間を見届けた。球団新記録の自身15連勝は次回以降に持ち越されたが、敗れたロッテとのゲーム差を1とし、17日にも「M4」が点灯する、半歩前進の価値ある引き分けに持ち込んだ。

 「きょう勝てなかったのが、うれしくないですね。でも明日(17日)、その(マジック点灯の)チャンスがあるなら、チームメートに期待したいです」

 6回4安打1失点。どんなに状態が悪くても、役割は果たすのが背番号18の凄みだ。登板前の投球練習から、直球がシュート回転するなど「どの球も良くない。狙ったところにもいっていない」と不調の兆しはあった。それでも5回まで被安打1。6回2死一、二塁でR・ロドリゲスに外角低めスライダーを中前打されて先制を許したが、最少失点で切り抜けた。

 中嶋監督も「かなり悪い部類でしょう。引き分けだけど、よく追いついた。よく守った」と執念ドローを評価したが、山本だけは異次元のものを求めていた。

 「1点でまとめたのはいいことだけど、最後に適時打を打たれ悔しい気持ち」

 残りは5試合。シーズン最終戦となる25日の楽天戦(楽天生命)に中8日で回る可能性もある。

 「(次回登板については投手コーチの)高山さんと話さないと分からない部分はありますが、全然いける。どんどん緊張感のある一球になってくると思う。楽しさはすごく大きい」

 25年ぶりのリーグ優勝に向け、自身にかかる重圧も楽しんでいるかのように思える。絶対エースがいる限り、最後の最後まで諦める必要はない。(湯澤 涼)

 《オリ○、ロッテ●、楽天●か△で「M4」》ロッテのマジックは8のままとなり、最短優勝決定日は23日まで延びた。一方、オリックスには17日にも優勝マジック点灯の可能性がある。条件はオリックスが日本ハムに勝ち、ロッテがソフトバンクに敗れ、楽天が西武に△か●ならM4が点灯し、最短優勝決定日は20日となる。オリックス○、ロッテ●でも楽天が○の場合はロッテのマジックだけが消滅する。

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