天理の軟式野球部出身 1メートル86長身右腕の同大・真野凜風がリーグトップタイ3勝目

[ 2021年10月17日 14:35 ]

関西学生野球秋季リーグ 第6節第2日   同大3―2関大 ( 2021年10月17日    ほっともっとフィールド神戸 )

<同大・関大>6回無失点で今季3勝目を挙げた同大・真野凜風
Photo By スポニチ

 高校まで軟式野球部だった1メートル86の長身右腕が、今秋リーグ戦で開花の兆しを見せている。最速151キロを誇る同大・真野凜風(2年)が関大戦に今季初先発。今秋開幕前までリーグ戦未勝利だった右腕が6回を2安打8奪三振で無失点に抑える好投で、リーグトップタイの3勝目を挙げた。

 「最初から飛ばして、全部出し切るというのを意識して投げていました」

 3回まで完全投球。4回、オリックス2位指名の野口智哉に中前打を許し、6回にも野口にリーグ戦通算100安打となる左前打を献上したが、6回77球を投げ打たれたのはこの2本のみ。破竹の開幕8連勝でリーグ優勝を決めた関大が、野口以外は手も足も出せなかった。

 天理では硬式野球にチャレンジしようとしたが、真野が通う進学コースでは授業時間と練習時間が合わず、断念。軟式野球部に入部すると、2年時には全国ベスト4、国体で3位になるなど実績を残した。大学では準硬式野球部に入部する予定だったが、高校の恩師も勧めもあり、同大硬式野球部のセレクションを受けると合格。花野巧監督も「いい意味でのいい加減さがあり、自分のピッチングが縮こまることがない。毎年毎年、パワーアップしていく投手だと思う」と、投手向きの性格と素質の高さを買っている。

 次節の“伝統の一戦”立命大との同立戦で4勝目を挙げれば、タイトルを獲得してもおかしくない。「勝利を重ねて、同志社として全国大会に出ることが目標」と言うが、その先の社会人やプロも当然、見据えている。過去の軟式出身のプロ野球選手には土橋正幸、大野豊らレジェンド級もいる。真野も腕を磨いて上のステージを目指すことが、来年以降の同大を優勝へ導くことにつながる。

 ◇真野 凜風(まの・りんか)2002年(平14)1月8日生まれ、奈良県奈良市出身の19歳。奈良教育大付属小1年から飛鳥紀寺コンコルドで野球を始め、飛鳥中では軟式野球部に所属。天理では軟式野球部で2年時に全国ベスト4、国体3位。3年時は背番号8で、中堅手、投手として出場。同大では2年春からリーグ戦に出場。最速151キロに球種はカットボール、スライダー、カーブ、スプリット、シュートを操る。1メートル86、74キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

「始球式」特集記事

「新庄剛志」特集記事

2021年10月17日のニュース