ブレーブスが接戦を制して先勝 ライリーがソロ本塁打とサヨナラ打

[ 2021年10月17日 12:36 ]

ナ・リーグ リーグ優勝決定シリーズ   ブレーブス3―2ドジャース ( 2021年10月16日    アトランタ )

サヨナラ打を放ったブレーブスのライリー(AP)
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 2年連続で同一カードとなったナ・リーグの優勝決定シリーズがアトランタ(ジョージア州)で始まり、地元のブレーブス(東地区1位=88勝73敗)が、ワイルドカード・ゲームから勝ち上がってきたドジャース(西地区2位=106勝56敗)に3―2で競り勝って初戦を白星で飾った。

 地区シリーズでブルワーズを3勝1敗で制したブレーブスは今季14勝(7敗)を挙げた左腕のマックス・フリード(27)が先発して6回を8安打、2失点。その後、抑えのウィル・スミス(32)を含めて3投手が強打のドジャース打線を封じ込んだ。

 9回には1死から三番のオジー・オルビーズ(24)が中前打のあとすかざず二盗。ここでこの日、4回にソロ本塁打を放っていた四番のオースティン・ライリー(24)がドジャース8人目の投手となっていたブレイク・トライネン(33)から左翼線に運んでこれがサヨナラ打となった。

 地区シリーズでジャイアンツと最終第5戦まで戦ったドジャースは中1日でのリーグ優勝決定シリーズ初戦(ブレーブスは中3日)。2回にクリス・テイラー(31)のタイムリー、4回にブレーブスのクローザーと同姓同名のウィル・スミス(26)のソロ本塁打で2度同点に追いつき、ブレーブスの6安打を上回る10安打を放ったものの、終盤は決定打を欠いた。

 なお昨年のリーグ優勝決定シリーズではドジャースが4勝3敗でブレーブスを退けている。

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