広島・宇草 プロ初先頭弾! 1番起用で8勝2敗 攻めのリズム生み「奇跡CS」へ 最大14差から3差に

[ 2021年10月17日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8-7巨人 ( 2021年10月16日    東京D )

<巨・広25>初回、ソロ本塁打を放ちナインに迎えられる広島・宇草(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 突如、出現したヒーローが広島に奇跡を呼び込もうとしている。3位巨人と今季最後の直接対決。その初回だった。宇草が左腕・高橋の2球目真っすぐを右中間席に運んだ。今季3号はプロ初の先頭打者本塁打となった。

 「練習通りの打撃をしっかりとやり切るぞという気持ちだった」

 この一発が初回の4得点を呼び、計12安打8得点の波状攻撃につながった。巨人の反撃をしのぎ、逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出に向け、奇跡への第一歩を力強く踏み出した。

 9月23日時点で最大14ゲーム差あった3位巨人とのゲーム差は3に。立役者の一人が宇草だ。今月5日に昇格して以降、全10試合に1番起用され8勝2敗。1日から4連敗していた負の流れを一気に好転させ、佐々岡監督も「1番が出塁して誠也が還す野球ができている」とチーム浮上の最大の要因に挙げるほどだ。

 先発した森下と同期入団の大卒2年目。東出2軍打撃コーチから「1番の役割はチームに勇気を与えること」と学んで、昇格機会を待ち続けた。試合前には鈴木誠から「練習通り、練習通り」と話しかけられて肩の力が抜けた。「練習でやっていることしかできない。目の前の一戦一戦に集中するだけ」。残り8試合。逆転CSが奇跡の域を出ないとしても、指揮官は「全部勝つ」とわずかな可能性を信じている。(河合 洋介)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「新庄剛志」特集記事

2021年10月17日のニュース