日本ハム・栗山監督 斎藤の起用法は2~3番手で打者1人限定 代打起用の仰天プランも

[ 2021年10月17日 12:09 ]

日本ハム・斎藤佑樹
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 日本ハム・栗山英樹監督(60)が、17日のオリックス戦(札幌ドーム)で引退登板が予定されている斎藤佑樹投手(33)の起用法を試合前に明かした。斎藤が肩など体の状態が万全ではないため、打者1人限定の登板となる。

 先発はチーム最多11勝を挙げているエース右腕・上沢。指揮官は「上沢の後にいくよ」と説明した。上沢がイニング途中で降板した際は2番手投手を挟んで、次の回の先頭打者と対戦する計画だ。「向こうも(優勝争いで)必死だから、“三振しなくてもいい。普通にやってください”とお願いはした。それが斎藤の望みだと思うので」とシーズン最終盤で激しい優勝争いを繰り広げる相手の立場も十分に理解した上で斎藤を登板させる考えだ。

 「仮に上沢が完全投球を続けていたら」との問いには「(斎藤が)最後の1人だよ。9回2アウトから。それか9回の表に代打で使う。そういうのは生き物だから、その時に一番いい選択をしてあげられるかどうかなので」と冗談めかしながら返答。監督就任1年目の12年の開幕投手に指名するなど、思い入れのある斎藤の最後の舞台を待ちわびていた。

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2021年10月17日のニュース