阪神・近本 1番復帰で“ヒットパレード” 逆転優勝狙う戦いの先に藤村富美男の191安打超え

[ 2021年10月17日 05:30 ]

打撃練習で笑顔を見せる近本(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・近本が、球団の日本人最多安打記録を狙える位置まで来ている。現在、リーグトップの175安打。「初代ミスタータイガース」の藤村富美男が1950年に記録した191安打超えへ、残り8試合でラストスパートをかける。

 「1本でも多くヒットを打つことでチームの勝ちにつながる可能性は高くなると思いますが、タイトルのことを考えてもあまりいい方向にも働かないと思う。いつも通り自分のできることに集中したい」

 ほぼ当確といえる最多安打に加え、首位打者も狙える男は、タイトルへの意識を問われると目の前の一本を積み重ねることを強調した。それでも、歴史に名を刻む挑戦権を得ているのは間違いない。単純計算ではシーズン185安打だが、今季の背番号5の“得意技”は「固め打ち」。球団の日本人左打者では最多59度の複数安打を記録しており、直近の巨人戦でも3試合で8安打。残り8戦で16安打以上を量産することも不可能ではないはずだ。

 「どの試合も勝つという気持ちで試合に臨んでいますし、この(甲子園での)5試合だけじゃなく、残りの試合に全部勝つことができるようにしっかり準備したい」

 大山の4番復帰に伴い、打順も3番から本来の1番に戻る。より多く打席に立てる点も追い風になるはず。何より、リードオフマンが快音を奏でることが、逆転優勝へ一つも白星を落とせないチームの勝利をたぐり寄せることにつながる。

 「最後まで自分たちの野球ができるように、しっかりみんなで準備していきたい」

 価値ある一本を求めた先に、快挙が待つ。(遠藤 礼)

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