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斎藤佑樹「最後の最後までみんなに迷惑を」首位オリ戦で涙のラス投 打者1人と対し四球

[ 2021年10月17日 17:24 ]

パ・リーグ   日本ハム4―3オリックス ( 2021年10月17日    札幌D )

<日・オ>7回無死、福田の四球に悔しがる斎藤(撮影・高橋茂夫)
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 今季限りで現役を引退する日本ハム・斎藤佑樹投手(33)が17日、引退試合となった本拠地・札幌ドームでのオリックス戦にリリーフ登板し、11年のプロ野球人生に終止符を打った。チームは4―3で勝利した。

 背番号1が北の大地でファンに別れを告げた。1軍での登板は、19年9月27日のオリックス戦以来2年ぶり。観衆の上限1万人のチケットが完売する中、1点リードの7回にマウンドに上がり、福田と対戦。初球はこの日最速の129キロ直球でストライク、最後はフルカウントから外角へ外れて四球となり、打者1人で降板した。ベンチに戻り、栗山英樹監督(60)に声を掛けられると、こらえていた涙があふれ出した。

 降板後、斎藤は「最後の最後までみんなに迷惑をかけてしまいました。(堀)瑞輝が抑えてあの回を凌いでくれたので、本当によかったです。ファンの方々の拍手が、最後投げる力のあと押しをしてくれました」とコメントした。

 試合前、栗山監督は「向こうも(優勝争いで)必死だから、“三振しなくてもいい。普通にやってください”とお願いはした。それが斎藤の望みだと思うので」とシーズン最終盤で激しい優勝争いを繰り広げる相手の立場も十分に理解した上で、斎藤を登板させたことを明かしていた。

 早実のエースとして06年夏の甲子園で7試合948球を投げ抜き優勝。「ハンカチ王子」の愛称で人気を集め、早大を経て10年ドラフト1位で入団した。1年目に6勝、2年目の12年は開幕投手も務めたが、その後は故障に苦しみ続けた。1軍では2017年以降勝利から遠ざかり、11年間でここまで88試合15勝26敗。2019年を最後に1軍登板はなかった。昨年は右肘内側側副じん帯を断裂。再起を目指してきたが、今月1日に11年間のプロ生活に幕を下ろすことを発表した。

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