ソフトB ギータだ栗原だデスパだ!!! ロッテに王者の意地見せた3発快勝

[ 2021年10月17日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク10-4ロッテ ( 2021年10月16日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ23>2回2死一、二塁から左中間に逆転3ランを放つソフトバンク・柳田(撮影・長久保 豊)
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 意地の3発!4位のソフトバンクは16日、10―4でロッテに快勝した。柳田悠岐外野手(33)の3ラン、栗原陵矢捕手(25)、アルフレド・デスパイネ外野手(35)のソロ本塁打など計15安打で、優勝争い中の相手に底力を見せた。3位の楽天も勝ったため、最短で17日にもクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅する危機は変わらないが、前王者のプライドを懸けて戦う。

 逆転弾、中押し弾、ダメ押し弾。追い詰められた鷹打線から、吹っ切れたように花火があがった。

 「取られてもね、すぐ取るというところが良かったね。あの大きい一発、スリーラン。明日につながると思います」

 工藤監督はカンフル剤となった柳田の20試合ぶりの一発を絶賛した。先発石川が初回に2被弾で3失点。その直後、2―3の2回2死一、二塁で先発の二木の外角直球を腰でためて解放――。大飛球は左翼テラス席に吸い込まれる28号3ランとなった。

 14日の楽天戦で10月初打点。9月23日ロッテ戦以来の10月初アーチに「久々にいいスイングができた。スイングがダメでモヤモヤするが、結果ではなくいいスイングができたのが一番。いいスイングを。それだけ」。土壇場で復調中だ。

 活気づける2本目は1点差に迫られた直後の4回2死。12試合ぶり2番起用の栗原が右翼スタンド上段に19号ソロを放った。「とにかく追加点をという気持ちで、完璧」と自画自賛した。そして4試合ぶり4番復帰のデスパイネがトリを飾る。4点差の7回先頭で外角直球を右翼テラス席に8号ソロ。浜風も味方に付けた助っ人は「しっかりコンタクトできたし集中したよ。いい打球だったね」と上機嫌だ。終わってみれば甲斐、牧原大、栗原の3選手が猛打賞。詰まっていたケチャップが放出されるようにドバドバと安打が出た。

 前夜15日は敵失の1点のみで3安打。一夜明けると15安打10得点だ。5日楽天戦以来10試合ぶりの2桁安打に3本塁打。土俵際で、打線が息を吹き返した。両軍合わせて6本塁打が飛び交う空中戦をものにした。

 これで今季ロッテ戦は10勝10敗3分けのタイ。意地を示した。3位楽天も勝ったため、17日にCS進出が完全消滅する可能性はある。それでも、きょう勝てば19日以降に“延命”。「今日は良かった。まずは、明日」と指揮官。攻め抜いて、望みをつないだ。今日はエース千賀が守り抜いて、崖からの転落を阻む。(井上 満夫)

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