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斎藤佑樹 引退セレモニー・スピーチ全文「皆さんと過ごした時間は僕の一生の宝物です」

[ 2021年10月17日 18:54 ]

パ・リーグ   日本ハム―オリックス ( 2021年10月17日    札幌D )

<日・オ>引退セレモニーでスピーチをする斎藤(撮影・光山 貴大)
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 今季限りで現役を引退する日本ハム・斎藤佑樹投手(33)が17日、引退試合となった本拠地・札幌ドームでのオリックス戦にリリーフ登板し、11年のプロ野球人生に終止符を打った。

 1軍での登板は、19年9月27日のオリックス戦以来2年ぶり。観衆の上限1万人のチケットが完売する中、1点リードの7回にマウンドに上がり、福田と対戦。初球は129キロ直球でストライク、最後はフルカウントから直球が外角に外れて四球となり、打者1人で降板した。ベンチに戻り、こらえていた涙があふれ出した。

 試合後の引退セレモニーでのスピーチ全文は以下の通り。

【スピーチ全文】ファイターズファンの皆さん、入団してから今日に至るまで温かいご声援をありがとうございました。にもかかわらず皆さんのご期待に沿うような成績を残すことができず本当にすみませんでした。11年間、ファンの方に喜ばれたいと思ってチームの勝利に貢献したいと思って必死に腕を振り続けてきました。そうすることで自分の居場所が見つかると思い、投げ続けてきました。あきらめてやめるのは簡単、どんなに苦しくても、がむしゃらに泥だらけになって最後までやり切る。栗山監督に言われ続けた言葉です。その言葉通り、どんなに格好悪くても前だけを見て来たつもりです。ほとんど思い通りにはいきませんでしたが、やり続けることに後悔はありません。そしてファイターズには尊敬できる素晴らしい方々がたくさんいました。優しく叱ってくれる先輩がいて、格好いい同期がいて、後輩も皆誇らしい選手ばかりです。そんなみんなのおかげで僕も入団した時よりは、少しはましな大人に成長できたんじゃないかと感じています。そんな素敵な方々に出会えたのも野球を始めされてくれて、続けさせてくれた両親に感謝したいです。お父さん、お母さん、ありがとうございます。最後になります。斎藤は持っていると言われたこともありました。でも本当に持っていたら、いい成績も残せたでしょうし、こんなにけがもしなかったはずです。ファンの皆さんも含めて、僕が持っているのは最高の仲間です。皆さんと過ごした時間は僕の一生の宝物です。長い間、本当にありがとうございます。きっとまたお会いしましょう。

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