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阪神、奇跡の逆転優勝へ「大山4番」復活! 運命の甲子園5連戦へ矢野監督決断「状態は大丈夫そう」

[ 2021年10月17日 05:30 ]

打撃練習で快音を響かせる大山(撮影・後藤 大輝)
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 首位・ヤクルトとのゲーム差が2に縮まった阪神は、17日の広島戦から逆転優勝の望みをかけ本拠地・甲子園で5試合を戦う。矢野燿大監督(52)は3試合欠場中の大山悠輔内野手(26)を4番で起用することを明言。「1番・近本」から始まるベスト布陣で残り8試合、死力を尽くして奇跡を呼び込む。

 一つの敗戦も許されない。崖っ縁に立たされた3年目の矢野阪神。本拠地で全勝を狙う5連戦に向け、甲子園での全体練習に参加した矢野監督は今年の猛虎打線の根幹をなしてきた2人をベストな打順で起用することを明言した。

 「(大山の状態は)大丈夫そうやね。明日行こうかなと思っています。4番で行くよ。チカ(近本)は1番に戻す」

 主将で主砲の大山。選手会長でリードオフマンの近本。同じ94年生まれの両者がチームの看板選手であることに議論の余地はない。その大山が7日DeNA戦で左脇腹に受けた死球の影響で背中の張りを訴え、12日からの巨人3連戦を欠場。緊急事態に13、14日は近本が3番に入り中軸の役割を担った。

 井上ヘッドコーチが「東京で試合に出られなかったのは(大山)悠輔自身も悔しかったと思う。そこで無理をさせて、CSや日本シリーズに全く出場できないということが一番怖かった」と説明したように、苦渋の決断だった。ただ、その3連戦をチーム一丸で2勝1分けで乗り切り、試合のなかった2日間をはさんで、ベスト布陣を敷く態勢が整った。

 大山はこの日の全体練習に参加しフリー打撃では40スイングで3本の柵越え。徐々にスイングの強度を上げ、最後は右中間への豪快な一発で締めた。巨人戦は3試合で計7得点と打線が決め手を欠く試合が続いただけに、指揮官の期待するところは明確だ。

 「チャンスをつくって還すというところまでが一連の流れなんでね。チャンスがなければダメなんだけど。その形をしっかりつくりたいというのはある」

 泣いても笑っても、あと8試合。奇跡を起こすには「役者たち」の躍動が不可欠だ。(山添 晴治)

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