斎藤佑樹「今日が本当に最後なんだと信じられない」「休んでいる暇はないぞ」引退試合前会見

[ 2021年10月17日 09:25 ]

<日本ハム引退会見>球団スタッフから贈られた花束を手にする斎藤(撮影・高橋茂夫)
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 今季限りで現役を引退する日本ハム・斎藤佑樹投手(33)が17日午前、引退試合となる本拠地・札幌ドームでのオリックス戦(午後2時試合開始)を前に記者会見した。

 一問一答は以下の通り。

 「今シーズンを持って引退することを決断しました。プロ野球選手生活11年間、温かいご声援ありがとうございました」。

 ――引退表明から2週間。心境を
 「長いようでこの11年間はとても短く感じました。今日が本当に最後なんだと信じられない。この日を準備していただいて本当に感謝しています」

 ――ユニホームを脱ぐ決断をした時期、きっかけは
 「去年この時期に肘を痛めて、そこから21年シーズンにチャンスをいただけるということで、今シーズン結果が出なければ、と自分の中では思っていた。そこからですね」

 ――相談した方は
 「相談は基本的にはしていない。自分一人で決めました」

 ――迷いや逡巡は
 「迷いがないといえば嘘になりますけど、最後はしっかり決断できました」

 ――家族にはどのように伝えた
 「今年で辞めますとシンプルに言いました」

 ――どのような言葉が返ってきた
 「よく頑張ったということと、ここまで面倒を見てくれたファイターズに感謝だねと言葉をもらいました」

 ――引退表明後は同じ世代の皆からメッセージが表明されたが。そういう仲間はどういう存在
 「同世代の活躍はとても刺激になりましたし、原動力になった。現役の選手にはもっと頑張ってもらいたい。そうやってコメントをもらってうれしかった」

 ――ファイターズの仲間と過ごした時間を振り返って
 「選手、監督、コーチもそうですけど、スタッフの方も含めて本当にファイターズはいい人ばかり。今、この幸せな気持ちでいられるのも皆さんのおかげと感じている。他の球団にいたことないのでわからないけど、ファイターズで本当に良かった」

 ――うれしかったシーン、苦しかったシーンは
 「うれしかったシーンはたくさんあるけど、12年の開幕投手を栗山監督から指名してもらって完投勝利できたことはとてもうれしかった。苦しかったことは基本的にずっっと苦しかった。それも今思えば、迷惑をかけたけど、いい経験をさせてもらった」

 ――野球人・斎藤佑樹にとって影響を受けた人は
 「一番は決めづらいけどたくさんいました。一番というのは今は言えない」

 ――栗山監督の退任が発表された。思いは
 「栗山監督にはたくさん迷惑をかけたし、たくさん面倒も見てもらった。その中でしかられたことも褒められたこともある。プロ野球生活でたくさんのことを教えてもらったので感謝してもしきれないくらい。ちょっと言葉がまとまらない。それくらい尊敬できる方だなと思います」

 ――苦しい時間も監督は気にかけていた。感じるものはあった?
 「そうですね、はい。今の質問と違う答えになってしまうけど、会う度にかけられる言葉はひと言ひと言に重みがありました。そのひと言ひと言が僕にとって前に進むために必要なことだった。それを言える栗山監督が毎回会う度に凄いなと感じていた」

 ――今自分自身に声をかけるとすれば
 「難しいですね。声をかけるとしたら休んでいる暇はないぞ。この先もファイターズや野球界に恩返しをするために次の準備をしなさいということですかね」

 ――野球とは
 「野球を通していろんな方と会えることができましたし、こんなに多くのことを経験できなかったと思います。野球を通して素晴らしい方に出会えた」

 ――今後は
 「今自分ができることとできないことと、やらなくちゃいけないことをしっかり考えて、まずはそれをしてから次に進みたいと思います」

 ――応援してくれた方へ
 「ファイターズに来てから11年、もっと言えば高校3年生から斎藤佑樹という野球選手を長い間見守っていただいてありがとうございました」

 ――野球人生の中で成長したこと、学んだこと
 「先ほど話しましたが、辛いこと苦しいことばかりだったが、そんな中でも前を向き続けなければいけないと大好きな野球だからできた。どんな状況でも諦めずにやり続けることは大事なことなのかなと感じました」

 ――先日、鎌ケ谷でも仲間たちにも別れを告げたが、 後輩たちにはどんな思いが
 「本当に誇らしい選手ばかりなので。僕からかける言葉は何もないです。ただただ、ファイターズファンとして応援しているということだけです」

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