中日 新外国人3選手が会見 長距離砲ガーバー「ピンチでもチャンスでも力を発揮したい」

[ 2021年4月18日 10:27 ]

<中日新外国人入団会見>入団会見を終え、ガッツポーズで意気込む(左から)ロサリオ、ガーバー、ワカマツ(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日の新外国人戦力のマイク・ガーバー外野手(28=ロッキーズ)、ランディ・ロサリオ投手(26=ロイヤルズ)、育成選手契約のルーク・ワカマツ内野手(24)が18日、バンテリンドーム内で入団会見を行った。3選手は今月3日に来日し、2週間の隔離期間を終了。この日の1軍の試合前練習に参加し、20日からは2軍に合流する。

 ガーバーはマイナー通算626試合で91本塁打を記録した左の長距離砲。ジャイアンツ在籍時の19年にアロンゾ・パウエル打撃コーチ(現中日打撃コーチ)と出会ったことを契機に打撃力が開花し、傘下3Aで119試合に出場し、26本塁打を放った。

 「5ツール全ての面で自信を持っている。監督、コーチ、チームメートに信頼され、ピンチでもチャンスでも力を発揮したい。全ての面でチームに貢献したい」

 得点力不足に悩むチームだけに、長打力のみならず、勝負強さにも期待がかかる。

 ロサリオは17年にメジャーデビューし、通算69試合で6勝1敗1セーブ、防御率5・00。最速156キロの直球、ツーシーム、スライダー、チェンジアップを武器とする左腕。リリーフ陣にさらなる厚みを増す存在に期待される。「自分の力を100パーセント出して、勝つこと。プレーオフに出て、最後は頂点に立ちたい」と抱負を語った。

 ワカマツは「まずは背番号が変わって、1軍に上がることが目標。その後には、たくさんの勝ちを持ってこられるようにチームを手助けしたい」と力を込めた。

続きを表示

2021年4月18日のニュース