今こそ「常勝」知る男の言葉を 昨季までソフトBの阪神・加治屋が重要証言「違う方向に乱さないように」

[ 2021年4月18日 05:30 ]

室内練習場で調整する阪神・加治屋(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 「常勝軍団」ソフトバンクの強さを知る阪神・加治屋は、首位を快走する阪神に古巣との共通点を見いだしている。身をもって体験してきたからこそ、その言葉は説得力を帯びる。

 「(古巣と阪神に通じる部分は)一番は投打がかみ合うこと。打者が打てない時は投手が頑張り、投手が打たれている時は野手が点を取るところが、いい感じにかみ合ってる。あと先発ピッチャーがゲームをつくっているところが勝つ要因」

 昨季まで7年間在籍したソフトバンクでは4度のリーグ優勝、6度の日本一を経験。だから分かる。そして、その経験を伝えてもいる。「阪神の選手たちとは連勝している時のモチベーションやソフトバンクと(比べて)どうなのかとか、ブルペンやロッカーで話したりはしている」

 一方で、好調が永遠に続くわけではないことも知っている。だから悪い時にも備えている。「いつか連勝が止まる時がくると思う。その時に勝っている時の気持ちを忘れないようにしたい。違う方向に乱さないように」。心の準備も怠らず、気を引き締める。

 「貢献も考えながら、いるだけじゃ意味がないので、矢野監督の胴上げに自分も加われるような成績をしっかりと残していきたい。優勝請負人というのは今年のシーズンが終わった時に感じる部分なんじゃないかと思う」

 ここまでは開幕から6試合に中継ぎ登板し1勝2敗、防御率7・20。昨季ソフトバンクを戦力外となり、辛酸をなめた加治屋。新天地・阪神で、好調を後押しする力になる。 (長谷川 凡記)

続きを表示

「始球式」特集記事

「田中将大」特集記事

2021年4月18日のニュース