市尼崎に「佐藤輝二世」がいた 米山はサイズで本家を上回るスケール あの大投手が親戚

[ 2021年4月18日 20:56 ]

春季兵庫県高校野球大会2回戦   市尼崎14ー5長田(7回コールド) ( 2021年4月18日    明石トーカロ )

市尼崎・米山航平
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 市尼崎が昨秋3位の長田を7回コールドで破り、3回戦に進んだ。今秋ドラフト候補で、母方の親戚に元阪急の梶本隆夫氏を持つ米山航平は「3番左翼」でフル出場。2打数2安打2死球で打率10割発進を決めた。

 1メートル88、95キロの大きな体格に、スイングスピードは160キロ。スケールの大きさが目を引く。阪神のルーキー・佐藤輝明より身長が1センチ高く、体重も1キロ多い。同じ右投げ左打ち。「最近、似ていると言われる。顔も似ているみたいです」とまんざらでもない様子だ。「パワーがすごい」と虎のドラ1には尊敬の眼差しも向ける。

 進路については未定だが「興味があります」と、評価されれば高卒プロ入りも視野に入れている。補食を積極的に取り、筋力アップにも努めて高校入学時から体重は20キロ近く増えた。自身のアピールポイントを「長打力」と言い切る大砲が、混戦兵庫の台風の目となる。

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2021年4月18日のニュース