ソフトB・松田 勝負強く先制打&2点弾「コンパクトマックスでいきました」

[ 2021年4月18日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7―1西武 ( 2021年4月17日    メットライフD )

2回2死二塁、中前に先制の適時打を放つ松田(撮影・吉田 剛)
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 熱男のバットで今季初の獅子退治だ。首位攻防第2ラウンドでソフトバンク・松田が勝負強さを見せた。まずは2回、2死二塁。浜屋の141キロ直球を「うまく逆らわずにセンター返しをできました。チームとして先制できたのは大きい」と先制の中前適時打。これで勢いに乗った。

 3点リードの4回は無死一塁。またもや浜屋の141キロ直球を振り抜き、左翼席に運んだ。貴重な追加点となった2号2ランは10戦ぶりとなる一発。「大事なところで打てた。コンパクトマックスでいきました」。ベンチ前では小声の「熱男~!」が飛び出した。

 得点圏打率・389の数字が勝負強さを物語る。開幕から主に8番を打っているが、チームでは栗原に次ぐ12打点。「オープン戦と比べて(バットの)ヘッドが走るようになった。しっくりきてる形がある」。開幕前に試行錯誤した打撃フォームが固まり、自信をのぞかせた。

 貢献は打撃だけではない。球場に到着すると一目散にブルペンへ向かった。2日連続だ。誰よりも早く投球練習を始めると、「ツーシーム」「ナックル」と捕手役の泉に球種を伝え、投げ込んだ。「3連投頑張ります」とおどけ、西武に4戦19失点と打ち込まれている投手陣をリラックスさせた。ムードメーカーとしてもフルに活動している。

 打線は西武戦今季最多となる11安打7得点。4試合ぶりに4番に復帰したグラシアルは3回、2戦連続となる3号2ランをバックスクリーンに叩き込み、「少し先だったがいいスイングができた。ライオンズには負けが続いているし、レイ(高橋)に勝ちをつけられるように援護したかった」と競演アーチに胸を張った。

 工藤監督は「最初の1点の松田君。グラシアルの1発の後にまた松田君。攻撃がよかった」と勝負強い打撃を称えた。

 西武戦の連敗を4で止め、1日で首位の座を奪い返した。「昨日負けているので今日が大事だった。このカード勝ち越しが大事になる」と松田。バットでもムードメーカーとしても、37歳の存在感は増すばかりだ。

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