オリックス・ロメロ 2年ぶり復帰でチームの上位浮上に自信 「もう少し打てれば勝てる」 1軍練習参加

[ 2021年4月18日 12:53 ]

<オ・ロ(6)>隔離期間を終え新しい背番号のユニホームを着て囲み会見でポーズをとるロメロ 

 2シーズンぶりに古巣復帰したオリックスのステフェン・ロメロ外野手(32)が18日のロッテ戦(京セラ)の試合前練習に参加。練習後に代表取材に応じ意気込みを示した。

 「日本に帰ってきたこと、隔離期間が終わったこと、チームメートに会えたこと、嬉しく思っているよ」

 今月3日に来日し2週間の隔離期間を終了。「室内で自分なりに練習をやってきた。5~6カ月米国にいて、向こうではコロナの影響で施設が閉まっていたから久しぶりに投手が投げる球を見たけど、よく見えていた」。打撃練習では快音を連発したほか、守備では右翼や二塁付近で、ノックを受けるなど順調な調整ぶりを示した。

 今後は大阪・舞洲などで調整し、実戦出場を経て1軍合流を目指す。「春のキャンプもやっていないし、自分でもどれくらいかかるか分からない。ファームで練習して、ファームの試合に出たあとの体の反応を見る必要もある。状態次第だが、なるべく早くとは思っている」と説明。続けて、「ジョーンズにヒギンス、打つ方ではマサタカ、投手ではヤマオカ、ヤマモトとベストなラインナップが揃っている。もう少し打つことができれば、勝てていけると思う」。

 ロメロは17年にオリックスに入団し103試合で打率・274、26本塁打、66打点。来日3年目の19年は膝痛などの故障で出場81試合に終わったが、打率・305、18本塁打、63打点を記録。昨年は楽天で打率・272、24本塁打、63打点を挙げ、来日から4年連続60打点以上をマークしている。

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