阪神・近本、地元がスポーツ功労者表彰を検討 セ新人最多安打更新受け

[ 2019年9月21日 06:30 ]

トス打撃をする近本(撮影・後藤 大輝)
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 故郷が動いた! 阪神の近本光司外野手(24)に対して出身地の兵庫県淡路市がスポーツ功労者表彰とスポーツ親善大使の委嘱を検討していることが20日、分かった。同市は今後、セ・リーグ新人最多安打記録を更新した功績を称える準備を進めていく方針。実現へ向けて、地元の星はリーグ新人最多猛打賞の更新と盗塁王のタイトル獲得を目指す。

 快挙達成から一夜明け、故郷である淡路市が早くも動いた。19日のヤクルト戦で154本目の安打を放ち、セ・リーグ新人新記録を樹立。同市スポーツ推進課の担当者は、今季終了後にスポーツ功労者表彰などの検討に入ることを明かした。

 「どうなるかわからないですが、表彰やスポーツ親善大使などの検討に入っていくことになると思います」

 同市は淡路町、津名町、北淡町、一宮町、東浦町の津名郡5町が合併し、05年4月1日に発足した。まだ歴史が浅いため、市民栄誉賞などの表彰は過去になく、プロ選手の表彰例もないという。スポーツ功労者表彰も県大会優勝や全国大会入賞などが条件に定められており、近本の躍進はいわば想定外。同担当者は「これだけの活躍をされているので、表彰のガイドライン作成も含めて検討していかないといけないですね」と対応に追われている状況だ。

 スポーツで淡路を活性化することを目的とした『スポーツ親善大使』の任命も検討議題となる。現職は総合格闘家の住村竜市朗ただ一人。それだけに、新星の出現には歓迎ムードを隠さず、「盛り上げてPRしてもらえたらいいですけど」と期待を寄せる。任命案そのものは近本がプロ入りした直後から検討されていたもので、今季の活躍を受けより具体化される見込みだ。

 実現には残り6試合が重要となる。34盗塁はリーグ1位だが、2位のヤクルト山田哲とは1差。タイトルを手中に収めるにはさらなる上積みが必要で、この日の指名練習では矢野監督から助言を授かった。

 「誰かを喜ばせるだったり、積極野球っていうことですね。準備とか盗塁する材料をどれだけ集められるかという話です」

 安打では1958年の長嶋茂雄(巨人)を超えたが、盗塁はあと3つ。猛打賞もあと1回でミスターの14回に並ぶ。歴史を塗り替えることはそのまま、地元の活性化につながっていく。

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