ヤクルト・館山 “左のエース”石川に感謝「背中をずっと追いかけてきました」

[ 2019年9月22日 00:33 ]

セ・リーグ   ヤクルト2-14中日 ( 2019年9月21日    神宮 )

引退セレモニーでつば九郎といっしょにファンにあいさつする畠山(左)と館山(撮影・村上 大輔)
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 長年、ヤクルト投手陣を引っ張ってきた館山が、21日の中日戦で引退登板。合計9度の手術をするなどケガに悩まされ続けたが、不屈の精神で立ち上がり、17年間の現役生活をまっとうした。

 試合後の引退セレモニーで、館山は「スワローズに入団して17年、マウンドでは常に1つでも多くのアウトを取ること、チームのために腕を振ることを目標に、全力で投げてきました。打者を欺くことなく、真っ向勝負できたことは自分の誇りです」と自らの野球人生を回顧。一野球選手として悔いのない現役時代だったことを強調した。

 結果的に多くのケガと付き合うこととなったが「長いリハビリもありました。もう、ダメだと思うこともありました。でも、共に戦った仲間と、そして家族の支えがあったから、また17年間経った今も、こうやってマウンドに立てたんだと思います」と、家族に感謝の言葉を述べた。

 さらに長年、左右のエースとして共にヤクルト投手陣を支えてきた石川雅規投手にも呼び掛けた。「プロ入り前から石川さんの背中をずっと追いかけてきました。距離を縮めることすらできませんでしたけども、石川さんがいなければ僕の成績はありません。誰とでも分け隔てなく、そして常にチームの中心で活躍している姿というのは、選手のあこがれです。これからもチームの選手の後輩たちの高い目標でい続けてください」とのエールを送ると、石川の目からは涙がこぼれ落ちた。

 館山は改めてプロ生活を振り返り「仲間と戦った17年間、マウンドでは失敗ばかりでした。悔しい思い出ばっかりです。ただ、神宮球場で何度もヒーローインタビューを受けられたこと、ファンの皆さんの前で喜びの声を挙げられたってことが自分の宝物です」。続けて「家族の支えがあってケガやリハビリ、たくさんありましたけども、負けることなく引退することができる。もう幸せです」と、自身の野球人生を振り返った。

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