坂本勇、主将5年目で初V「プロ野球人生の中で一番苦しんだ」キャリアハイの成績は周囲のおかげ

[ 2019年9月21日 22:40 ]

セ・リーグ   巨人3―2DeNA ( 2019年9月21日    横浜 )

<巨人優勝会見>少し気が早い?会見場にゴーグルをつけて現れた岡本(左)に笑顔の原監督と坂本(中)=撮影・西海健太郎
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 マジック2で迎えた巨人が21日、2位DeNAとの直接対決で3―2と延長逆転勝ちし、14年以来5年ぶりのリーグ制覇を果たした。坂本勇人内野手(30)が主将5年目で初となるリーグ優勝に貢献した。

 試合後の公式会見に臨み「4年間優勝できないのはプロ野球人生の中でも一番苦しんだ。キャプテンを引き継いだ時はそこまで重く考えていなかったが、優勝できない日々が続いて。どうやったらチームが勝てるのか考えていたが、答えが中々見つからなくて。原監督が選手を鼓舞して引っ張っていく姿は心強くて、監督についていけばいい結果が出るのかなと思い、そんな中で選手、主将として何とかプレーで引っ張っていこうと思った」とコメント。

 大役を務めて5年目での美酒に「今まで何度も優勝させてもらったことはあるが、主将という立場が変わって優勝した瞬間は格別の思い。予想以上に嬉しかった」と喜んだ。

 今年はキャリアハイの打点、本塁打と個人成績でも貢献。「僕自身の力というよりは裏方さんやいろんな方がいてこその数字、個人の成績だと思う。(打順で)前に亀井さん、後ろに丸や(岡本)和真がいて、その中で自分が頑張ろうと思わせてくれる選手がいたことが優勝につながった」と周囲のサポートやチームメートに感謝した。

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