高野連の本気度表れた「1週間で500球」制限 地方大会の球数管理など課題

[ 2019年9月21日 09:00 ]

「投手の障害予防に関する有識者会議」第3回会合 ( 2019年9月20日    大阪市内 )

昨夏881球を投じた金足農・吉田輝
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 【記者の目】「球数総量規制」の方向性が出てから約3カ月。6月には甲子園大会のみ対象としていたのが、地方大会、軟式大会にも広げる方針で提言がまとまった。有識者会議や日本高野連の本気度の表れともとれる。

 昨年12月、新潟県高野連が1試合100球を上限とする独自の球数制限導入を表明。のちに見送りとなったが、これが議論のきっかけとなった。有識者会議が発足し、1年足らず。スピーディーな展開で議論がまとまった印象だ。一刻も早く、選手の健康管理に着手すべきという姿勢を高校球界全体で示した。

 一方で、運用については入念な準備が必要だ。地方大会では多い地域で200校近くが出場する。全試合、公式記録員が球数はカウントしているが、全投手の球数を管理する方法をどう構築するか。全国的な周知徹底や混乱防止のための対策が必要になる。3年間は「検証期間」となる。投手が一人だけのチームのことも考えなくてはならない。地方大会の日程緩和、休養日の設定など、さらなる変化も期待される。(アマ野球担当キャップ・松井 いつき)

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