ヤンキース・ブーン監督 故障者続出も冷静選手起用、熱さ兼ね備えMLB初快挙

[ 2019年9月21日 08:09 ]

<ヤンキース・エンゼルス>地区優勝を決め、シャンパンシャワーを浴びるアーロン・ブーン監督(AP)
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 ヤンキースは19日(20日)に7年ぶりの地区優勝を飾るとともに、今季も100勝に到達した。これでアーロン・ブーン監督は就任以来2年連続でシーズン100勝突破というメジャー史上初の記録を樹立。ブーンは「試練も経験してきたが、選手たちがやり遂げてくれたんだ」とチーム全体の勝利を強調したが、特に今季はIL(負傷者リスト)入りする選手が30人と故障者続出だっただけに、どんな状況でも冷静な選手起用を続けた指揮官の功績も大きい。

 46歳の青年監督はコミュニケーション能力が抜群。エゴは感じられず、重要なゲームでの勝因を聞かれた際には「良い選手たちのおかげだ(Good players)」と答えるのがシーズンを通じての定番になった。それでいて熱い闘志も秘めており、7月18日(同19日)のレイズ戦で審判の判定に抗議した際には「俺たちは野獣軍団(Saveges)なんだ!」と絶叫。以降、“Saveges”は今季のチームのスローガンのようになった。

 冷静さと熱さを兼ね備えたブーン監督の人望は厚い。「これほどケガ人が出ながら勝てたのは彼(ブーン)のおかげだ」というサバシアの言葉にも誰もがうなずくはずで、ポストシーズンでもその存在と采配はヤ軍の武器となるはずだ。(ニューヨーク・杉浦 大介通信員)

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