マー君、開幕2連勝ならず 7回途中で降板 8安打7K1失点好投も

[ 2019年4月3日 09:29 ]

ア・リーグ   ヤンキース1―3タイガース ( 2019年4月2日    ニューヨーク )

タイガース戦に先発したヤンキース田中(AP)
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 ヤンキースの田中将大(30)が2日(日本時間3日)、本拠地ニューヨークでのタイガース戦に先発し、6回2/3を投げ8安打7奪三振1失点。1-1の同点でマウンドを降り、勝敗はつかず、この試合での開幕2連勝はならなかった。

チームは、1―1で迎えた9回にクローザーのチャプマンが2点を奪われ、1―3で敗れた。

 3月28日の開幕・オリオールズ戦は5回2/3を6安打2失点(自責1)で、自身4度目で初の開幕戦白星をつかむなど、米6年目を最高の形でスタートした田中。この日は、初回、1死から連打を浴び1死一、三塁としたが、4番カンデラリオをスライダーで空振り三振に仕留めると、続くヒックスは遊飛に打ち取り無失点の滑り出し。2回は3者凡退に抑えた。

 味方打線が1点を先制した直後の3回、2死から安打を許したが、続くカブレラを遊ゴロに打ち取りこの回も無失点。4回には、先頭のカンデラリオに中越え二塁打を浴び、この試合初めて先頭打者を出すと、続くヒックスに左前に運ばれて無死一、三塁と再びのピンチ。それでも、スチュワートを左翼への浅い飛球、ピーターソンを併殺打に打ち取り無失点で切り抜けた。

 気温7度と冷え込む中、低めに制球したテンポ良い投球。しかし、6回。2死から、カンデラリオの一塁ベース当たる不運な二塁打から、ヒックスに適時左前打を許して同点に。7回には1死二塁から、マーサーを空振り三振に打ち取り、2死とした場面で降板し、マウンドをオタビーノに託した。

 オタビアーノが無失点で切り抜け、田中は6回2/3を投げ8安打7奪三振1失点と好投したが勝敗はつかず、開幕2連勝はならなかった。

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