丸 本拠地開幕戦で移籍1号、笑顔の“丸ポーズ”快勝貢献

[ 2019年4月3日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人9―3阪神 ( 2019年4月2日    東京D )

<巨・神>5回無死、丸が右越えに移籍後初となる本塁打を放ち、出迎えたベンチと一緒にマルポーズ(撮影・篠原岳夫)
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 巨人の本拠地開幕戦で、ミスターの御前で、高々と打ち上げた。7―0の5回。丸は馬場の初球、真ん中に入ったスライダーを振り抜いた。滞空時間の長い打球は、巨人ファンで埋まった右翼席に着弾。移籍1号だ。ベンチで両腕で丸をつくる「丸ポーズ」で迎えられ、最高の笑顔を見せた。

 「東京ドームで1号を打つことができて本当によかった。(長嶋氏が観戦して)気が引き締まりましたし、しっかりと勝ちたかった」。長嶋氏は「丸のバッティングを見たい」とリハビリの原動力にし、ついにその日が来た。バルコニー席で見守る中、丸は初回に右翼線へ先制の適時二塁打。そして、今季初本塁打。2安打3打点で3連勝に貢献し、最高のあいさつを届けた。

 広島残留も含めて去就に悩んだ昨年12月。同じ千葉県出身の長嶋氏から直筆の手紙を贈られた。「一緒に野球ができたらうれしい」――。その言葉が巨人入団の決め手の一つになり、手紙は自宅に大切に保管している。古巣との開幕戦は4打席連続三振。くしくも巨人野手の開幕戦4三振はプロ1年目の長嶋氏以来61年ぶりだった。「僕は足元にも及ばない」と恐縮しつつも「悪いものを引きずらないようにと常に意識している」と父が大ファンであるミスターのように結果で応えた。

 長嶋氏は懸命なリハビリを続けている。「それだけ野球に対して物凄い情熱がある方なのだと改めて思った。僕もそういう情熱を、長嶋さんに負けないように持ち続けたい」と丸。背番号8の情熱もバットに伝わり、ミスターに活力を与えた。(青森 正宣)

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