甲子園11校決定!広陵は春夏44度目、坂出商は20年ぶり 星稜は8点差逆転V

[ 2014年7月27日 16:37 ]

甲子園出場を決めマウンドで歓喜の輪を作る広陵ナイン

 第96回全国高校野球選手権大会の地方大会は27日、11地区で決勝が行われ、星稜、日本文理が9回に逆転サヨナラ勝ちする勝負強さを見せ、2年連続の甲子園出場を決めた。

 石川大会では星稜9回に0―8から9点を入れ、大逆転で小松大谷を下し2年連続17度目の優勝。

 新潟大会では日本文理が1点を追う9回に小太刀の逆転サヨナラ3ランが飛び出し、4―2で関根学園を下して2年連続8度目の優勝を決めた。

 埼玉大会は1点を追う8回に一挙6点を挙げ、市川越を7―2で破って9年ぶり5度目の優勝。

 長野大会では佐久長聖が序盤に付けられた5点差をひっくり返し、10―9で長野商を下し2年ぶり6度目の優勝。

 香川大会は坂出商が3―3で迎えた9回に2点を挙げ、5―3で大手前高松を下し20年ぶり8度目の優勝を果たした。

 群馬大会は健大高崎が1―0で伊勢崎清明を下し、3年ぶり2度目の優勝。川井、高橋和、松野の3投手の継投でノーヒットノーランを達成。1点を守り抜いた。

 栃木大会では作新学院が佐野日大に7―1で逆転勝ちし、県勢初の4年連続10度目の優勝を果たした。佐野日大のドラフト候補左腕の田嶋は、肩の不調を訴え緊急降板したのが響いた。

 鳥取大会は昨年と同じカードとなった決勝で、八頭が初回に上げた2点を守り、2―1で鳥取城北を下し4年ぶり8度目の優勝。

 広島大会は、広陵が今春センバツに出場した広島新庄を2―1で下し4年ぶり21度目の優勝。広陵は、センバツにも23回出場しており、春夏合わせて44度目の甲子園出場となった。

 兵庫大会は神戸国際大付が序盤に上げた大量リードを守り、11―1で三田松聖を下し初優勝。センバツには3度出場も、悲願の初の夏の甲子園出場となった。

 岡山大会は関西が岡山理大付を9―4で下し3年ぶり9度目の優勝を果たした。

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