大谷 ダル超え173K 入団2年167を上回る

[ 2014年7月27日 05:30 ]

<楽・日>10勝目はお預けも、8回を投げ2失点の力投を見せた大谷

パ・リーグ 日本ハム2-3楽天

(7月26日 コボスタ宮城)
 湿度85%。不快なコンディションでも、日本ハム・大谷のピッチングは爽快だった。同点に追いついた7回無死。フルカウントからの100球目だ。放たれたカーブは内角低めに鋭く沈み、先頭の聖沢のバットに空を斬らせ、この日10個目の三振を奪った。

 「納得はしていないけど、粘ることはできた。三振はついてくるものかなと思っています。7、8回は勢いに乗れた」

 初回は先頭の松井稼に初球を中前打されたが、続く藤田、岡島、ジョーンズを立て続けに空振り三振に打ち取った。19日の球宴第2戦(甲子園)で日本最速となる162キロを計測した直球は、この日159キロ止まりだったが、速球狙いの楽天打線からスライダーを中心に変化球を多投して三振を量産した。剛だけでなく柔の投球術も披露し、これで両リーグトップとなる今季6度目の2桁奪三振。通算173奪三振は入団2年目までのダルビッシュ(現レンジャーズ)を上回った。

 ダルビッシュは憧れの存在で「いい動きは参考にするのが一番の近道」と話す。ダルビッシュの登板時は札幌ドームの選手サロンで流れる中継を食い入るように見つめ、投球フォームを研究している。

 後半戦初登板は8回2失点。初の2桁勝利は持ち越しとなった。116球で交代した右腕は9回も続投を志願していた。「疲れは問題なかったし、球数が増えていなければ9回も行けた。考えないと」と課題を口にすることも忘れなかった。

 ▼日本ハム・厚沢投手コーチ(大谷の8回降板について)本人はぜひ(続投したい)という姿勢を見せたが、こちらが止めた。後々120、130球を投げる時が来る。

 ≪2桁奪三振は今季6度目≫大谷(日)が8回10奪三振の力投。2桁奪三振は今季6度目で、能見(神)、金子(オ)の各5度を上回る両リーグ単独最多になった。また、今季の奪三振を127とし、リーグトップの金子(146)には19差と射程圏に迫った。なお、1年目の46奪三振を合わせ通算奪三振は173。チームの先輩・ダルビッシュ(現レンジャーズ)が入団2年目までに記録した167奪三振を上回った。

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