阪神 神話崩壊 初回速攻クリーンアップ3連続適時打も連勝記録止まる 

[ 2014年7月27日 07:10 ]

<広・神>8回1死二、三塁、ツーランスクイズを決められぼう然とする(右から)ゴメス、福原

セ・リーグ 阪神5-7広島

(7月26日 マツダ)
 阪神は勝率10割を誇っていた“神話”が崩壊した。初回、鳥谷、ゴメス、マートンの3、4、5番が3者連続適時打を放ち、3点を先制した。

 中軸の3者連続適時打は今季初。さらにクリーンアップの打点揃い踏みは今季10試合目で、ここまでの9試合は全勝だった。初回に大きな3得点。データ通りなら、勝てるはずだった。強烈な先制パンチに成功し、連勝といきたかった。だが…。その勢いは、もろくも崩れ去った。

 「あと一本だよね。何回もチャンスがあって、チーム状態は決して悪くない。ただ、きょうは当たり前のことが出来ていなかった」。和田監督が指摘したように、あと一本が出なかった。

 “追い風”に乗れなかった。初回クリーンアップの打点揃い踏みだけではない。この日は間違いなく、猛虎に風が吹いていた。

 相手先発は、試合前まで1勝2敗、防御率1・83と苦手にしていた大瀬良。初回こそ3得点したものの、2、3回は立ち直った右腕の前に、無安打に封じられた。そんな苦手右腕が足をつったために、3回を投げ終わった時点で緊急降板してくれたのだ。これほどありがたいことはない。

 しかし甘くなかった。攻勢に打って出るべき4回から7回までは、緊急登板した2番手・中崎、3番手・一岡の前にゼロ行進。4、6、7回と得点圏に走者を進めながらも、得点に結びつけることができない。勝負事に「たられば」は禁物なれど、どれか一つの好機をモノにできていれば、確実に試合の流れは変わっていたに違いない。

 もちろん先発・岩崎、2番手・金田がリードを守ってくれさえすれば、勝てていたゲーム。それでも「3―2で、あの1点で逃げ切ろうとは思っていないからね」と指揮官。言い訳は必要ない。猛虎は最後まで攻める姿勢を貫いた。だから劣勢に立った8回に一度は同点に追いつき、9回も2死満塁まで攻め立てることができたのだ。次戦につながる一敗。7月はここまで、一度も連敗がない猛虎。敗戦を糧に、7カード連続勝ち越しを決めてみせる。

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