ソフトB細川 首位奪回弾 今季4発中3発が決勝アーチ、打った試合は全勝

[ 2014年7月27日 05:30 ]

<ソ・オ>4回2死一塁、中越え本塁打を放つ細川

パ・リーグ ソフトバンク3-1オリックス

(7月26日 ヤフオクD)
 イチかバチかだった。1―1で迎えた4回2死一塁。2ボール1ストライクから、ここまで打率・197のソフトバンク・細川は大ヤマを張った。狙ったのは直球一本。そこに真ん中低めの144キロが来た。1メートル83、102キロの巨体がはじき返した打球は中堅左へ突き刺さった。

 「たまたま自分が振ったところにボールが来てくれたね」

 そう照れたが、値千金の決勝弾となった。今季、自身が本塁打を放った4試合は全勝。しかも4発中3発は決勝弾ときわめて効果的だ。

 直前の4回の守備。無死一塁、1ボールから捕逸、暴投と2球連続で中田の投球を後逸し、無死三塁。1死後、ペーニャに同点の中前適時打を許した。「全部、自分のせいなんで賢一(中田)に申し訳なかった。捕れると思ったところから落ちた。反応できなかった。きょうのフォークの落ちは凄かった」。この失敗を逆利用し、4回まで11球だったフォークボールを5回からの2イニングは7球投げさせ、3人ずつで切り抜けた。

 オリックスとの直接対決に連勝し、15日以来の首位浮上を果たした秋山監督は「(細川の本塁打は)びっくりしたね。きのう、きょうの勝ちを生かすのはあしただ」と、首位攻防戦3連勝をもくろんで不敵に笑った。「打撃2割」をモットーにし、常に守備を「8割」考える正捕手の放ったサプライズ弾。今季のパ・リーグは早々と2強の様相を呈し、抜きつ抜かれつを繰り返してきたが、覇権を争うライバルに痛烈な痛手を負わせた。

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