東海大望洋 マシンガン12安打13点で夏初切符

[ 2014年7月27日 05:30 ]

<専大松戸・東海大望洋>4度目の決勝で甲子園切符を手にした東海大望洋・相川監督はナインに胴上げされる

千葉大会決勝 東海大望洋13―2専大松戸

(7月26日 QVCマリン)
 第96回全国高校野球選手権大会(8月9日から15日間、甲子園)の地方大会は26日、27大会で65試合が行われた。千葉大会では4度目の決勝進出となった東海大望洋が専大松戸を13―2の大差で下し、初優勝を飾った。福島大会決勝では聖光学院が日大東北を相手に延長11回の末、サヨナラ勝ちを収め、戦後最長タイとなる8年連続11度目の出場を決めた。27日は22大会で36試合が行われ、埼玉、群馬、兵庫など11大会で代表校が決まる。

 ナインの手で3度、宙に舞った。87年から指揮を執る東海大望洋の相川敦志監督は「待ちに待った甲子園だったので、こらえられなかった。ホッとした」と涙を拭った。

 打たなければ千葉を制すことはできない――。過去3度の決勝はいずれも1点も取れずに敗れただけに、冬場は徹底的に打力を磨いた。長さ約1メートルの竹バットでスイングを繰り返し、走り込みやウエートトレーニングの合間にロングティーを入れ、とにかくバットを振った。5回戦から4戦連続2桁安打。準決勝の12点に続き、決勝でも12安打で13点を奪った。

 「おまえはいない方がいい」。新チームから主将を務めた木村は、昨秋の県大会2回戦で我孫子に敗れると、主将交代を告げられた。最初は「グラウンドに出たくなかった」が、代役の山口が懸命に引っ張る姿を見て、闘志が湧き上がってきた。「このまま辞めたら情けない。できることをやろう」。春はスタメンから外れたが、ベンチで声をからし続けた。そして相川監督に呼ばれた。「おまえしかいない」。今夏は再び主将に戻った。

 2回1死、その木村が好投手・金子から左翼ポール直撃の先制ソロ。4番・石井にも一発が飛び出すなど、一挙6得点の火付け役になった。

 東海大四(南北海道)、東海大甲府(山梨)に続く甲子園切符。東海大系列校が3校出場するのは史上5度目だ。「今年は東海大の日本一や、原貢さん(東海大野球部名誉総監督)が亡くなったり、いろいろなことがあった」と指揮官はしみじみと言った。

 甲子園は10年春に一度出場しているが、1回戦敗退。優勝インタビューで木村は「全力でグラウンドを駆け回って、日本一を目指します!」と宣言した。甲子園でも猛打で「東海旋風」を起こす。

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