善光寺“僧侶”矢沢 2大会連続決勝進出ならず「悔しい」

[ 2016年8月12日 05:30 ]

男子スラローム・カヤックシングル準決勝でバランスを崩す矢沢一輝

リオデジャネイロ五輪カヌー・スラローム・男子カヤックシングル準決勝

(8月10日 ホワイトウォーター競技場)
 カヌー・スラローム男子カヤックシングル準決勝の電光掲示板を見つめる丸刈りの顔に苦笑いが浮かんだ。善光寺大勧進で僧侶を務める矢沢は、突破となる10位とは1・51点の僅差の11位で2大会連続の決勝進出を逃した。「悔しいけど、しようがない」。納得した表情に無念さもにじんだ。

 9位と健闘したロンドン五輪後の13年、国際舞台から退き仏門に入った。勤め先の近くの川に急流はないが、そこを往復して鍛える毎日。練習は終業後の午後3時からと限られたが、それでも国内では第一人者の座を譲らなかった。「必死に培ったものは簡単には崩れない」。クバン・コーチは「選手人生を選ぶなら、よりいい結果を望むことができる」と才能を惜しむが、4年後の東京五輪を目指すつもりはない。「今は全く考えられない。僧侶としての生活をメインにしたい」と区切りを強調した。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「卓球」特集記事

2016年8月12日のニュース