世界の“弱小”日本 「番狂わせ」と評される理由

[ 2016年8月12日 05:30 ]

<日本・フランス>試合終了間際、逆転のトライを決める後藤(AP)

リオデジャネイロ五輪ラグビー7人制

 7人制には15人制のような世界ランキングが存在しないが、世界最高峰のサーキット大会である「セブンズワールドシリーズ(WS)」の総合順位が世界ランクを補完している。

 現在は1大会の参加チームが16で、「コアチーム」と呼ばれるシリーズ全大会に出場できる15チームと、ゲスト1チームで構成される。日本がコアチーム入りしたのは14~15年シーズンのみ。他のシーズンは4、5大会にゲスト参戦しているだけだ。WS1大会の過去最高順位も、今年3月の米国大会(ラスベガス)の6位。こうした過去の戦績が、今大会の快進撃が「番狂わせ」と評されるゆえんだ。

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