羽賀 父の分まで結果残した!「メダルがあるかないかは大きい」

[ 2016年8月12日 05:38 ]

銅メダルを決めた羽賀(左)は鈴木コーチと笑顔で肩を組んで引きあげる

リオデジャネイロ五輪第7日柔道

(8月11日)
 銅メダルを獲得した羽賀龍之介(25=旭化成)は、「終わってみると、メダルがあるかないかは大きい」と安どの表情をのぞかせた。

 3位決定戦では得意の内股が警戒されながらも「どんな形でも勝とうと思っていました」と語るよう、アルチョム・ブロシェンコ(31=ウクライナ)を寝技に持ち込み、三角絞めの一本勝ち。「勝てて本当に良かった」と振り返った。

 準決勝で敗退した際には「最初は金メダルが目標だったので、そのモチベーションが無くなった時は苦しかった」という。それでも「皆が応援してくれていることを思い、気持ちを切り替えました」とメダルへ意気込んだ。

 内股は、講道館杯優勝などの実績を持つ父・善夫さん(53)から受け継がれた必殺技。東海大相模1年時には金鷲旗大会で史上初の20人抜きの記録を打ち立て、世界ジュニアも制した逸材。東海大入学後の12年夏、脱臼を繰り返していた左肩関節の手術に踏み切ってから低迷が続いたが、腐らず鍛錬を続けて初の五輪出場を果たし。「ソウル五輪に出られなかった父の分まで結果を残す」。善夫さんへの感謝の気持ちを、有言実行という形で示してみせ、銅メダルを授与された後には「これまで応援してくれたので、感謝の気持ちを伝えたい」と語った。

 男子100キロ級ではシドニー五輪で井上康生(現男子日本代表監督)が金メダルを獲得して以来4大会ぶりのメダルとなったが、メダルの色には満足していない。「銅メダルという経験を生かして強くなって、また応援してもらえるよう頑張りたい」と、4年後に迎える東京五輪へと視線を向けた。

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