19歳・渡辺 決勝無念6位も「五輪の借りは五輪で」

[ 2016年8月12日 09:25 ]

6位に終わった渡辺

リオデジャネイロ五輪競泳・男子200m平泳ぎ決勝

(8月10日 五輪水泳競技場)
 競泳男子200メートル平泳ぎの準決勝を2分7秒22の五輪新記録で1位通過。メダルの期待が一気に膨らんだ19歳の渡辺だったが、真ん中の4コースを泳いだ決勝はタイムを0秒65落として6位。レース後は「凄く悔しい」と涙が止まらなかった。

 勢いに乗って決勝を迎えたはずが「力みがあって縮こまってしまった」という。150メートル通過が7番手と遅れ、得意のラストスパートも不発だった。「決勝という舞台はプレッシャーもあったし、自分では分からないところで力が入ったと思う」と振り返った。

 五輪2大会連続2冠の北島康介に憧れる1メートル93の長身スイマーは「平泳ぎは絶対に結果が求められる」と、日本のお家芸を背負う強い決意を持ってリオデジャネイロに乗り込んだ。だが、大混戦となったレースで表彰台に0秒17届かなかった。

 「五輪の借りは五輪でしか返せない」。筋力アップに取り組み、細身の体からの脱却を図るという。4年後の東京五輪では23歳。その時こそ一番高い表彰台に立ってみせる。

 ◆渡辺 一平(わたなべ・いっぺい) 1997年(平9)3月18日、大分県津久見市出身の19歳。佐伯鶴城高から早大に進学。中高6年間で身長は35センチ伸び、17歳で臨んだ14年ユース五輪200メートル平泳ぎで金メダル。今年4月の日本選手権では北島康介氏を逆転し初五輪が決定。今大会の準決勝では2分7秒22の五輪新記録を樹立。競泳陣最長身の1メートル93、76キロ。

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