ダニエル太郎「手応え」も8強ならず…ロンドン銅デルポトロに逆転負け

[ 2016年8月12日 01:20 ]

テニス男子シングルス3回戦でデルポトロに敗れたダニエル太郎(AP)

リオデジャネイロ五輪第7日・テニス

(8月11日 五輪テニスセンター)
 男子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング117位のダニエル太郎(23=エイブル)は同141位の フアンマルティン・デルポトロ(27=アルゼンチン)と対戦、フルセットの末に7―6、1―6、2―6で敗れ、ベスト8入りはならなかった。

 デルポトロは現在の世界ランキングではダニエルより下だが、09年、13年には5位まで上り詰めた実力者。12年ロンドン五輪では銅メダルを獲得、今大会も1回戦で世界1位のノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)を破った猛者だ。1回戦でジャック・ソック(米国)、2回戦でカイル・エドモンド(英国)と格上選手を破ったダニエルは第1セットを奪う健闘を見せたが、結果的に地力の差を見せつけられて逆転負けした。

 第1セット、ダニエルは第3ゲームでデルポトロにブレークを許したが、第8ゲームでブレークバック。タイブレークを7―4で制して、このセットを取った。

 ところが、第2セットは第2ゲームl第4ゲームをブレークされるなど5ゲーム連続でデルポトロに奪われて1―6。続く第3セットは2―2で迎えた第5ゲームでブレークを許し、さらに第7ゲームもブレークされ、ブレークバックのチャンスがないまま2―6で押し切られた。

 ▼ダニエル太郎の話 第1セットはいいプレーができたが、それを続けられなくて悔しい。ベースラインでの打ち合いは手応えがあった。(初の五輪は)2つ勝てて良かった。東京も出られるように頑張りたい。

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