萩野、200個メは銀メダル!フェルプスに及ばずも「喜びを噛みしめて泳いだ」

[ 2016年8月12日 10:39 ]

200m個人メドレーで銀メダルを決めた萩野(右)は金メダルのマイケル・フェルプスと健闘をたたえ合う

リオデジャネイロ五輪競泳

 男子200メートル個人メドレー決勝で、萩野公介(22=東洋大)が1分56秒61で銀メダルを獲得。400メートル個人メドレーに続いての2冠はならなかったが、800メートルリレーと合わせ大会3つ目のメダル獲得となった。

 レース終了後、しばらくプールサイドに座りこんだ萩野。銀メダル獲得にも「もっといい勝負をしたかった」と優勝したフェルプス(米国)から1秒95遅れてのゴールに納得のいかない様子。「オリンピックを6日間通してやってきましたけど、通して戦い切る力がなかった」とこれからの課題を挙げた。

 残り50メートルの時点では5番手。そこから怒とうの追い上げを見せた。「ペレイラは地元選手ですし、フェルプス、ロクテもいる最高の舞台で泳げる喜びを噛みしめて泳ぎました」と振り返った。

 また、藤森太将(25=ミキハウス)も見事なレース運びで、3位と0秒16差の4位。メダルにあと一歩及ばず「悔しいです」と何度も繰り返し語ったが、やりきった表情だった。

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2016年8月12日のニュース