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【恍惚のグルメ】「未亡人みたいな」マナミが魅惑のカレーにうっとり

[ 2016年2月3日 05:30 ]

みぼうじんカレーを食べる橋本マナミ
Photo By スポニチ

 お店の名前に誘われて、思わず入ってしまったことってありませんか。東京・新橋駅前に殿方ならのぞかずにいられないお店があるんです。その名も「みぼうじんカレー」。店名自体が誘惑のスパイスになっているこのお店は開けてビックリ。想像以上の美味と美女が待っていました。

 「未亡人みたいだね」。私、すでに10代でこう言われました。どこか寂しげで憂いがただよっていたそうです。

 JR新橋駅前にあるサラリーマンの聖地「ニュー新橋ビル」。その3階に「みぼうじんカレー」があります。夫を亡くした悲しみの中で煮込んでいるのか、はたまたそんな悲しみをも癒やすカレーなのでしょうか。いずれにしても美熟女が出て来る予感です。

 ガラス戸を開けると、予想外に若く明るい女性の「いらっしゃいませ」の声。佐々木麻衣さん(27)と手塚しおりさん(26)。少なくとも私の10代より若い(笑い)。しかもちょっとお目にかかれないほどの美人。既婚者かどうかは「想像にお任せします」とニッコリ。美しさにひかれて「何曜日に働いているの?」と声を掛けるお客さんも多いようです。

 肝心のカレーもビックリ。野菜がカレーのルーと一緒に煮込まれるのではなく、後から野菜炒めを載せるんです。基本メニューは3種類。その名の通りの「野菜炒めカレー」(850円)をベースに、「チキン野菜炒めカレー」(950円)と「ビーフ野菜炒めカレー」(1000円)があります。

 タマネギ、えのき、キャベツ、もやしの4種類をカレー粉を加えて炒めています。ジワジワと効いてくるスパイスと優しい甘さもある濃厚な欧風カレー。ご飯はターメリック(ウコン)を入れて炊き、カレー粉を加えて風味付けしたもの。通常の店の1皿のご飯が約300グラムなのに対して、ここでは約半分の180グラム。その分、野菜を食べてほしいんですって。

 煮込まずに炒めているからこそのシャキシャキした食感で、野菜をたくさん食べているという喜びを感じさせてくれます。

 野菜のパワーなのか、元気になってきました。憂いを感じさせる店名とはギャップがあります。美人スタッフに尋ねると、このヘルシーなカレーを考えたのは、オーナーのお母さん。ご主人を早く亡くしたそうです。そんな経験から「健康に良い食べ物で病気を未然に防ぎたい」とレシピを作り上げました。さらに美貌にも磨きが掛かるという意味も込めて、未然に病気を防ぐ“未防”と“美ぼう”をかけ合わせて「みぼうじんカレー」としたそうです。いろんな意味でほかにはないオンリーワンの店。

 都内有数のランチ激戦区で、ホットスポットになっている理由が分かりました。食べた翌日、仕事先で「きょうの橋本さん、一段とツヤツヤしているね」と言われました。ちょっとは“美ぼう人”になれたかな!?

 ◆橋本 マナミ(はしもと・まなみ)1984年(昭59)8月8日、山形県生まれの31歳。昨年10月にスタートしたフジテレビ「志村の時間」(火曜深夜)にレギュラー出演中。身長1メートル68、B86W60H88。

 ◇みぼうじんカレー たっぷり味わいたい人には「スペシャル野菜炒めカレー」(2000円)。小さめサイズは650円から。ソフトドリンクは「R―1ヨーグルトラッシー」(350円)がお薦め。午後5時からの「夜だけメニュー」で「らまんちゃムール貝の白ワイン蒸し」(1080円)も人気。東京都港区新橋2の16の1、ニュー新橋ビル3階。(電)03(6205)4690。月~土曜午前11時~午後10時。日曜定休。

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