舌がんリハビリ中・堀ちえみ、夫に「もう辛い」抱きつき泣きじゃくった最近の思い「これ以上どう頑張れば」

堀ちえみ
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　舌がんなどの手術を受けリハビリ中の歌手、堀ちえみ（56）が1日までに自身のブログを更新。「生きている意味」と題したブログの中で、現在の思いを明かした。

　2019年2月に舌がんのステージ4を宣告され、舌の6割を切除、再建手術、また同年4月には食道がんの手術を受けた堀。今年2月には6年ぶりのコンサートを開催した。

　堀は「よく思うことは、あの時に終わっていたら、今のこの輝く時間はなかったんだな…っていうことです」とがんの治療をしていたときの思いを吐露。「違う道を自分が歩んでも、私のことだから、楽しくやっていたでしょうけど　でもまだまだこの世で出逢いや、自分がやれることがあったと思えば、ここにいるべきなのだったのかなと、納得出来る訳で　どうしてあの時にいっそのこと終わらなかったのだろうか？などと愚かな考えは、何度も何度も胸に込み上げてきては、罰が当たると無理矢理消したこともある」と、赤裸々に打ち明けた。

　「今年に入ってからも、主人に抱きついて泣きじゃくっていた。たまに気持ちが疲れて、支えきれなくなる時もあります」と、マイナス思考になってしまったことを告白。「もうこれ以上どう頑張ればいいの？私は目一杯頑張ってきたからもう辛い」と、夫に向かって吐き出したという。

　マイナス思考は全て口に出してきたという堀。「ライブもとりあえず、東京・大阪と終えて、あとは全国に向けて何カ所か回り。仲間たちと一区切りして、また頑張ろうと契りあった昨日の決起集会。大切な人や大切なこと、大切なものが人生の中で、確実に増えていっています」と、現在は前を向いているといい「頑張り過ぎず頑張る。バンドとコーラスのメンバー皆さん、本当に信頼できる素敵な仲間です。力を合わせていく先に、私が生きてる意味がもっと見えてくると、そう信じてまた前に進んで行きます」と、決意を新たにした。