猿之助 仕事へ影響拡大 出演SPドラマ「緊急取調室」も放送延期決定 テレ朝「事実関係の把握が難しく」

[ 2023年6月1日 19:43 ]

市川猿之助
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 テレビ朝日は1日、17日に放送予定だった天海祐希主演のスペシャルドラマ「緊急取調室」の放送延期を発表した。同局は「現時点では事実関係を十分に把握することが難しく、総合的に判断して放送を延期することとしました」とコメントした。同作には、東京都目黒区の自宅で倒れた状態で見つかった歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が出演していた。

 猿之助の自宅では、2階のリビングで仰向けで倒れていた歌舞伎俳優で父の市川段四郎さん(76)と母の喜熨斗(きのし)延子さん(75)の死亡が確認された。猿之助は警察の聴取に対し、事件前日の17日に家族で話し合い「死んで生まれ変わろうと家族で話し、両親が睡眠薬を飲んだ」という主旨の話を説明。警視庁の捜査一課は慎重に捜査を進めている。

 16日に公開予定だった劇場版「緊急取調室 THE FINAL」も1日、公開が延期となったと発表された。東宝は「総合的な判断により、公開を延期させていただく事になりました」とし「公開を心待ちにしていただいていた皆様、またご出演いただいた皆様や制作スタッフならびに関係者の皆様に、深くお詫び申しあげます」と謝罪の言葉を記した。同作は、超大型台風の連続発生で招集された災害対策会議に10分遅れた首相が襲撃される事件が発生。首相自らも取り調べの対象となるストーリー展開で、猿之助が首相を演じていた。

 歌舞伎役者としてだけでなく、ドラマや映画での仕事でも引っ張りだこだった猿之助だけに、影響は広がっている。

 

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